富山鹿島町教会


富山鹿島町教会の基本姿勢

(1993年4月18日制定)
 

1.主の日の礼拝を信仰生活の中心として重んじ、説教と聖餐において与えられる神のみ言葉によって養われつつ生きる。

〔解説〕
 私たちの信仰は、神様の生けるみ言葉によって養われ、生かされ、支えられるものです。神様はみ言葉を、聖書において示し、その説き明かしである説教によって常に新たに語りかけ、見えるみ言葉である聖餐によって私たちを強め養って下さいます。このみ言葉をいただく主の日の礼拝を、信仰生活の中心として何よりも重んじていかなければなりません。礼拝から日々の生活へと派遣され、礼拝へと帰ってくる生活を形造りましょう。


2.聖霊のとりなしを求めつつ祈りに生きる。個人の祈りと同時に、祈祷会における共同のとりなしの祈りを重んじる。

〔解説〕
 み言葉によって養われる信仰は、応答としての祈りによって生きたものとなります。私たちは主イエス・キリストによって、神様に「父よ」と呼び掛けることができる幸いを与えられているのです。日々、祈りによってイエス・キリストの父なる神様との交わりを深めていきたいと思います。私たちは、どう祈るべきかを知らない者ですが、聖霊が私たちのつたない言葉や思いを父なる神様にとりなして下さいます(ローマ8:26)。そのとりなしを信じて、祈り続けましょう。また、個人の祈りだけでなく、教会の兄弟姉妹と共に祈りを合わせ、教会の業や兄弟姉妹のためにとりなし祈ることの幸いを、皆が少しずつでも体験していきたいと思います。教会は、互いの祈りによって支え合う共同体なのです。


3.キリストの体の枝として、互いの交わりを主にあって深める。

〔解説〕
 教会は主イエス・キリストの体であり、私たちはその枝です(コリント一12:27)。別の言い方をすれば、教会は主イエス・キリストを長兄とする神様の家族なのです。その家族としての交わりを、祈りにおいて、また教会の様々な活動において深めていきたいと思います。私たちの信仰は一人では立ちゆきません。神様は私たちを、ご自身のもとでの家族の一人として生かすために召して下さったのです。


4.各部等における奉仕に積極的に参加し、各自の賜物をささげて主と教会に奉仕する。

〔解説〕
 神様の家族とされた私たちは、共に神様に仕える僕でもあります。私たちの様々な賜物は、それを用いて神と教会と隣人に奉仕するために与えられているのです。兄弟姉妹と共に主と教会に仕え、また隣人に対する奉仕に生きるために、各部の働きに積極的に参加しましょう。


5.「一人が一人を誘う」伝道を祈りつつ実践する。また、教会学校の働きに参加、協力し、教会全体で子供たちへの伝道につとめる。

〔解説〕
 主は私たちに、「み言葉を宣べ伝えなさい」と命じておられます。伝道は全ての信仰者に与えられた務めです。遣わされている日々の生活の場で、一人の隣人を教会に誘う努力を、聖霊の働きを祈り求めつつなしていきたいと思います。また、子供たちへの伝道と信仰教育の業を担う教会学校を、教会全体で覚えてこのことにつとめましょう。


6.長老会・執事会のために祈り、改革・長老教会の信仰と制度の伝統を受け継ぐ教会を形成する。北陸連合長老会の一員としてその成長のために仕え、加盟諸教会との連帯を深める。同時に、教団の教会として、他の伝統に立つ諸教会との協力を重んじる。

〔解説〕
 私たちの教会は、「み言葉によって常に改革される」ことを目指す改革・長老教会の伝統に立っています。またこの伝統の中で育まれてきた長老制度による教会形成をなそうとしています。この信仰と制度のよき伝統を受け継ぐ努力を、教会全体でなしていきたいと思います。そのためには、長老会、執事会がその務めを着実に果たしていかなければなりません。それには、教会員の祈りと支えとが必要です。教会が主の御心のままに歩むために、長老会、執事会のために祈って下さい。また、この伝統が生かされていくためには、各個教会の長老会のために仕え、指導する中会(連合長老会)が必要です。その成長のために仕える群れでありたいと思います。それと同時に、日本基督教団内にある限り、地域の、他の伝統に立つ諸教会とも、協力しつつ歩んでいきたいと思います。

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